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東京〜北海道 各駅停車 (4日目) 千歳駅から支笏湖、紋別岳へ
3日間有効の秋の乗り放題パスを使って、東京から青森まで普通列車を乗り継ぎ、青函フェリーで函館へ、2日かけて倶知安までやってきた。昨日は比羅夫駅から羊蹄山に登山をして札幌で宿泊。
今日は支笏湖の眺めがよいという標高866mの紋別岳へ登ることにしている。
昨日の登山で筋肉痛だが、次の日に筋肉痛になるということはまだ若い証拠だ。紋別岳はハイキング程度の山なので時間はかからない。登山後は溜まっている洗濯をしようと思う。
 紋別岳から見た支笏湖
札幌から千歳へ
2018年10月16日。
みどりの窓口で3日間有効の秋の乗り放題パスを新たに購入。札幌8時05分発の快速エアポートに乗って千歳へ向かう。千歳線はJR北海道のドル箱路線なので、いつも混んでいる。
クロスシートの通路側に空きを見つけて座る。1つか2つポツンと席が空いている場合、たいてい窓側に座っている人に愛想はない。
30分ほどで千歳に着いて下車。駅前から8時51分発の路線バスで支笏湖へ向かう。
千歳駅から支笏湖、紋別岳へ
支笏湖行きのバスは新千歳空港が始発だが空いていた。
しばらくは市内を循環し、秋にはサケが遡上するという千歳川の谷を遡る支笏湖通りを走り、市街地が尽きると森の中に入る。道はほぼ直線で単調である。
9時35分、終点の支笏湖ビジターセンターに着いた。運賃は930円。青空が広がっていてアンテナが林立する紋別岳の山頂が見えているが、雲が出てきている。
 ビジターセンターから見た紋別岳
支笏湖は登山の後にゆっくり眺めることにして、紋別岳へ向けて出発する。支笏湖の湖面の海抜は248mなので、標高866mの紋別岳へは標高差618mの登りである。昨日の羊蹄山と比べればなんでもない。
ビジターセンターから数分歩き、登山道に入る。各種のアンテナが建っている紋別岳の山頂へは舗装された車道になっている。ゲートがあるので一般車は通行できない。
何年か前にヒグマが目撃され、登山道が通行止めなったという記事を読んできたので、クマ除けの鈴を鳴らしながら歩く。
 登山道
落ち葉で覆われた道をしばらく緩やかに登っていくと、地元の老夫婦が休んでいる。ヒグマのことを訪ねると、心配はいらないらしい。
森の中を50分ほど歩くと、視界が開けて正面に山頂が見えてきた。左のガードレールの向こうには支笏湖と恵庭岳が見える。恵庭岳の辺りにはヒグマがたくさん棲んでいるらしい。
山頂が近づくとループ線のようにぐるっと回りながら高度を上げていき、登山口から1時間30分で山頂に着いた。
 紋別岳から見た支笏湖
支笏湖は約4万年前の火山活動でできたカルデラ湖で、その周囲に恵庭岳、風不死岳、樽前山などの火山が形成されている。
山頂からは支笏湖全体を見渡すことができ、眼下にはビジターセンターの建物や駐車場、赤い山線鉄橋が見える。
山線鉄橋は、明治41年から昭和26年まで運行していた軽便鉄道のもので、北海道で現存する現役最古の鉄橋らしい。
「もんべつ」の地名は、北海道にはいくつかあり、流氷で知られるオホーツク海の紋別、仙台藩の伊達氏が開拓した伊達紋別、ホッカイドウ競馬が開催されている日高の門別がある。
どれもアイヌ語で静かな川を意味するという。
 紋別岳から見た山線鉄橋
今にも雨が降り出しそうなので早めに下山する。しばらくすると雨が降ってきたので傘をさしながら歩く。緩やかな舗装路なので下りやすく、1時間もかからずに登山口に戻ってきた。
支笏湖から札幌へ
バスの時間まで25分ほどあるので、支笏湖畔を散策していると、天気が回復して青空が広がってきた。
支笏湖の湖面の海抜は248m、最大水深363mは田沢湖423.4mの次に日本で2番目に深い。
千歳川に架かる山線鉄橋を渡ると対岸には恵庭岳、振り返ると先ほどまでいた紋別岳の山頂が見える。
 支笏湖と恵庭岳
次のバスは3時間後なので、12時50分のバスで千歳駅へ戻る。今日はホテルのコインランドリーで洗濯しなければならない。
支笏湖の郵便局は閉鎖されていたので、千歳駅前郵便局で風景印を捺してもらうと、サケと捕獲用のインディアン水車、旅客機が描かれていた。
明日は小樽を観光して、函館本線で旭川まで行くことにしている。
(つづく)
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