夜景を見ながら晴海から有明へ歩くレインボーブリッジ、東京タワー、スカイツリーなど東京湾の夜景を見に、勝どき駅から晴海ふ頭公園、豊洲ぐるり公園、有明北緑道公園、東京テレポート駅へと歩く。 勝どき駅から晴海ふ頭公園へ2024年12月。横浜から京急に乗って泉岳寺で都営地下鉄・浅草線に乗り継ぎ、大門で都営大江戸線に乗り換える。 大門と言うと昭和の時代は西部警察の団長だったが、今はドクターXの大門未知子。話は変わるが、この大門とは増上寺の総門のことらしい。駅名は浜松町に統一すればよいと思うのだが…。 大江戸線の勝どき駅には16時15分に着いた。まずは晴海ふ頭公園へ向かう。 朝潮運河を2018年に開通した黎明大橋で渡ると晴海で、東京オリンピックの選手村として再開発されたので高層マンションが建てこんでいる。 広い通りには繁華街のようなものはないので人気（ひとけ）はなく、高層マンションばかりで都会風だが閑散とした寂しい感じが漂う。埋立地特有のものを感じる。 海へ向かって歩いて行くと夕焼けに染まったレインボーブリッジが見えて、勝どき駅から徒歩20分ほどで晴海ふ頭公園に着いた。  晴海ふ頭公園 日没となって徐々に空の色が変わっていくと、対岸のビルの明かりが灯りはじめる。客船ターミナルは2022年に廃止されたが船が停泊していて、その奥に東京タワーが見え隠れしている。 今夜の東京タワーはダイヤモンドヴェールというライトアップが日没～30分間、点灯するようだ。17時をすぎるとだいぶ暗くなって、東京タワーの色もいつもの朱色に戻った。 寒くなってきたので、南東の対岸に位置する豊洲ぐるり公園へ向けて出発する。歩いて20分ほどである。  東京タワー 豊洲ぐるり公園へ晴海から豊洲への晴海運河を全長550mの豊洲大橋で渡る。最も高い展望部分が36mだそうで、傾斜があるのでかなり登らされる。西側にはレインボーブリッジが見え、東側には黄色く大きな満月がビルの間に浮かんでいる。豊洲大橋を渡り終えると豊洲埠頭をぐるりと囲む護岸を整備した「豊洲ぐるり公園」に着く。 先ほどまでいた晴海フラッグの夜景が広がり、スカイデュオという建設中の50階建てタワーに白いクリスマスツリーが浮かび上がっている。  クリスマスツリー 私は昔、有明で仕事をしていたので、この辺りは車で通っていてよく知っている。 当時はまだ豊洲大橋や並行する晴海大橋はなく、ゆりかもめの市場駅ができたときも、カモメが飛んでいるだけの何もない埋め立て地であった。 道路も閑散として土砂を運ぶダンプが行ったり来たりするだけだったことを思うと 現在の変わり様は目覚ましい。 橋から豊洲ぐるり公園に入ると先端までは1kmほどあり、歩いて行くと東京タワーやスカイツリーが晴海フラッグの高層マンションの間に見え隠れする。  スカイツリー 公園の先端まで来ると遮るものがなくレインボーブリッジが大きく見える。ケーブルイルミネーションは通常は白色だが、毎時0分から5分間だけ緑色に変わる。そろそろ18時になるので、それを写真に撮る。 夜の豊洲ぐるり公園は夜景が美しいが、カップルの姿などはなく、一人で来ている釣り人が等間隔で並んでいる。ルアーを投げるシュッという音がたえず聞こえてくる。  レインボーブリッジ 東京タワーも見えるが、年々ビルが建っているので、そのうち見えなくなってしまうだろう。 この後は有明北緑道公園に立ち寄って、東京テレポート駅から りんかい線の電車に乗ることにする。  東京タワー 有明北緑道公園へ東雲運河を渡ると左に有明コロシアムやテニスの森があり、右の海沿いが有明北緑道公園になっている。こちらはまったく人気がなく都会の中の僻地のようだ。悲しいときに夜景を眺めるにはよいかも知れない。 ちょうど19時になり、レインボーブリッジのケーブルイルミネーションが緑色になった。  レインボーブリッジ 東京テレポート駅まで1kmを歩いて今日の小さな旅が終わる。お疲れ様でした。はい！タコハイ！  はい！タコハイ！ 首都高をくぐって、のぞみ橋を渡り、お台場海浜公園駅をすぎて、歩道橋のテレポートブリッジを渡ると、19時40分に東京テレポート駅に着いた。 |
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富士山へ向って 富士急行歩き旅 三島から修善寺へ いずっぱこ 富士山を眺めながら 岳南電車 夜景を見ながら晴海から有明へ スカイツリーと隅田川のライトアップ スカイツリーの特別ライティングと浅草寺 （つづく） |