細岡駅から釧路湿原へ釧路から始発の釧網本線に乗って塘路へ行き、サルボ展望台とサルルン展望台を散策してきた。 この後は釧網本線に乗って、細岡駅から釧路湿原を見渡せる細岡展望台へ歩こうと思う。 塘路から細岡へ2017年10月20日塘路発9時27分の普通列車は混んでいたが、次の細岡で下車するので運転席の隣に立つ。 前方に真っ赤な紅葉が見えて、9時36分に細岡駅に着いた。下車したのはまたしても私一人であった。 ![]() 細岡駅 細岡の駅舎はログハウス風でトイレもある。駅舎内の時刻表を見ると次の釧路行きは9時間後の18時21分となっているが、これから向かう2.6km先の釧路湿原駅からは13時すぎに列車がある。 ![]() 細岡駅 細岡駅から釧路湿原・細岡展望台へ線路に沿って釧路湿原駅へ砂利道を歩いていく。辺り一面の萱に被われて、砂利道と線路の他には何もない。ヒグマが怖いので鈴を鳴らしながら歩いていくと、細岡展望台へ向かう車が何台か追い越していった。 ![]() 細岡〜釧路湿原 砂利道のすぐ右には釧路川が流れていて、ところどころ川面が見える箇所があり、ちょうどよい休憩ポイントになっている。 日なたで暖かいので休憩していると、カヌーに乗った人たちが手を振りながら通りすぎていった。 ![]() 釧路川 釧網本線の踏切を渡ると、釧路湿原駅の黄色い表示が見える。駅は近いようだ。 この辺りは「くしろ湿原ノロッコ号」が走り、よい撮影地らしい。2週間ほど前まで季節運転していたので、いつか乗ってみたい。 ![]() 踏切を渡る やがて登り坂となって樹林に入り、釧路湿原駅への道が分かれ、細岡ビジターズラウンジ(休憩所)をすぎると細岡展望台の入口に着いた。 ![]() 坂道 釧路湿原・細岡展望台(大観望)樹林を抜けると視界がパッと開けて、一面が釧路湿原である。この展望台は通称:大観望というらしい。20人ほどの観光客で賑わっている。![]() 細岡展望台 眺望の案内図を見ながら眺める。手前には広大な湿原を蛇行して流れる釧路川が見え、左へ目を向けると岩保木水門がある。 ![]() 細岡展望台からの眺め 右にはキラコタン岬、その奥に雌阿寒岳と雄阿寒岳が薄っすらと見えている。 しばらく眺めていると誰もいなくなり、さすがに退屈になってきた。次の列車までは2時間半もあるので、釧路湿原駅へ行ってみる。 ![]() 細岡展望台からの眺め 車道を少し戻って遊歩道の階段を下っていくと釧路湿原駅に出る。こちらも細岡駅と同じログハウス風である。ノロッコ号が運行していれば、ちょうどこの時間なので、乗れるのになぁと思う。 ![]() 釧路湿原駅への階段 もう、することがないので、ビジターズラウンジに行くしかない。別に見たくもないが、湿原のなりたちや動植物のパネルを見る。別に飲みたくもないが、喫茶コーナーでホットコーヒーを飲む。 退屈な時間をすごして、ようやく列車がくる時刻になった。13時11分発の「快速しれとこ」釧路行きに乗る。 ![]() 釧路湿原駅 釧路のホテルに戻るには余りにも早いので、東釧路で花咲線に乗り換えて厚岸まで往復してみた。 ![]() 東釧路 明日は厚岸の先に広がる別寒辺牛湿原を散策する。 (つづく) |
秋の乗り放題パスの旅 |
東京から青森へ 青森から苫小牧へ 苫小牧から釧路へ 塘路駅からサルボ展望台へ 細岡駅から釧路湿原へ 糸魚沢から厚岸へ、別寒辺牛湿原を歩く 根室本線の鈍行で釧路から新得・滝川へ 札沼線は爆弾低気圧が接近中 雪の美瑛をレンタサイクルで散策 富良野から星の降る里・芦別、夕張へ 三菱石炭鉱業大夕張線跡を辿る 苫小牧から深夜のフェリーで八戸へ |